親会社:
GKN plc.
本社:
イギリス、ウスターシャー
Link:
従業員数:
15カ国62拠点で17,000人以上。その内サウスカロライナ州でおよそ150人。
製品およびサービス:
航空構造部品、エンジン製品、着陸装置、配線システム、ガラスやアクリル、ポリカーボネートの透明材や防氷システムなどの特殊製品など、複雑で高性能、高価値なコンポーネントやアセンブリの供給業者。
「私たちはGKNは、サウスカロライナで成長している航空宇宙産業界の一員であることを誇りに思っています。最近当社では、サウスカロライナ州オレンジバーグ郡での活動を広げ、2か所目となる製造施設をオープンさせました。オレンジバーグは、エリアでの成長計画の原動力となるさまざまな人材を提供してくれています。」
GKN Aerospace Aerostructures North America、CEOマイク・グルンザ氏(2015年6月)
サウスカロライナ州のダイナミックな航空宇宙産業の一翼を担うGKNエアロスペースは、サウスカロライナ州と世界で成功を収めています。
2011年に、航空機用構造部材、推進システム、および透明材業者であるGKN アエロスペース社が、航空宇宙産業において飛躍的な成長を遂げている米国南東部で先端製造業者を探していました。その年の11月、この会社は新規の先端製造事業地としてサウスカロライナ州オレンジバーグ郡が選ばれたことを正式に発表しました。150,000平方フィートの面積を誇る施設は2012年8月に開業、すでに急速な成長を見せているサウスカロライナ州の航空宇宙セクターをさらに活気づけました。2010~2012年、同州における航空宇宙産業の雇用は15%の伸びを見せました。州内の既存の高度技能労働力を活用するため、GKN社はオレンジバーグ-カルホウン テクニカルカレッジと連携して、会社のニーズに合わせた採用前後のトレーニングが提供できるようにしました。
3年間の成功の後、GKNはサウスカロライナ州の先進製造業を推進させるため、2,000万ドルを投資して、既存事業所の近くに126,000平方フィートのインレットリップスキン生産施設を建設するというさらなる取り組みを決定しました。
サウスカロライナ州におけるサクセス
- GKN Aerospaceのサウスカロライナ州施設は当初、ホンダエアクラフトカンパニーの飛行機の胴体製造に集中し、1か月におよそ4機を製造していました。
- 2013年、GKN Aerospaceはボーイングの737 MAX単通路機のための最新技術を採用したウィングレットの製造を委託されました。
- 2015年6月、GKN Aerospaceは、ボーイング737 MAXおよび777Xのインレットリップスキンを製造する新しい施設を開設する計画を発表しました。